共働き夫婦のお金の話、ちゃんとできてる?
マリキャリお金の話、大事ですよね。具体的にはどんなことが不安ですか?



子どもが欲しいんですけど、教育費っていくらかかるのかも分からないし、マイホームも欲しいし…。夫は『何とかなる』って言うんですけど、本当に大丈夫かなって



わかります!私も同じような不安を抱えていました。共働きって収入が2本あるから安心な反面、お互いのキャリアプランや支出計画をすり合わせないと、いざというときに困るんですよね



そうなんです!でも、何から考えたらいいのか分からなくて…



大丈夫です!ライフプラン設計は、お金・キャリア・家庭の3つの視点で整理していけば、意外とシンプルなんですよ。今日は私たち夫婦が実践していることも含めて、お伝えします。
共働きだからこそ、ライフプラン設計が重要
共働き夫婦は世帯収入が安定している一方で、お互いのキャリアプランや家事・育児の分担、将来の支出計画など、考えるべきことが多岐にわたります。
「なんとなく働いている」「その時々で判断している」という状態では、いざというときに選択肢が狭まってしまいます。
この記事では、キャリアアドバイザーとして多くの共働き夫婦の相談に乗ってきた経験と、自身も共働き夫婦である立場から、お金・キャリア・家庭の3つの視点でライフプラン設計のポイントを解説します。
ライフプラン設計の3つの柱


1. お金の計画
- 収入と支出の把握
- 貯蓄・投資の戦略
- ライフイベントごとの必要資金
2. キャリアの計画
- お互いのキャリアビジョン
- 昇進・転職のタイミング
- ワークライフバランスの調整
3. 家庭の計画
- 家事・育児の分担
- 住まいの選択
- 親の介護の可能性
これら3つは密接に関連しているため、総合的に考えることが重要です。
【お金】共働き夫婦の資金計画


まずは現状を把握する
チェックリスト:
□ 世帯の手取り収入を把握している
□ 毎月の固定費・変動費を把握している
□ 年間の貯蓄額を把握している
□ お互いの収入と支出の分担が明確
□ 緊急時の予備資金がある
やり方:
- 家計簿アプリを活用(マネーフォワード、Zaimなど)
- 3ヶ月分の支出を記録して平均を出す
- 固定費(家賃・保険など)と変動費(食費・娯楽など)に分ける
ライフイベント別の必要資金
共働き夫婦が考えるべき主なライフイベントと、目安の資金を紹介します。
| ライフイベント | 目安の金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 結婚式・新婚旅行 | 300-500万円 | ご祝儀で一部相殺 |
| 住宅購入(頭金) | 物件の10-20% | 3,000万円の物件なら300-600万円 |
| 出産費用 | 50-100万円 | 出産一時金で相殺可能 |
| 教育費(1人) | 1,000-2,500万円 | 公立か私立かで大きく変動 |
| 老後資金 | 2,000-3,000万円/人 | 年金だけでは不足 |
ポイント: すべてを同時に貯める必要はなく、優先順位をつけて計画的に準備します。
共働き夫婦の貯蓄戦略


基本:収入の20-30%を貯蓄・投資へ
例:世帯手取り月50万円の場合
- 貯蓄・投資:10-15万円
- 生活費:35-40万円
おすすめの方法
1. 先取り貯蓄
- 給料日に自動で別口座へ振替
- 残ったお金で生活する習慣
2. 役割分担で管理
パターンA:一方の収入で生活、もう一方を全額貯蓄
パターンB:共通口座に一定額を入れ、残りは各自管理
パターンC:すべて共同管理
3. つみたてNISA・iDeCo活用
- 非課税で長期投資
- 老後資金の準備に最適
- 夫婦でそれぞれ活用すると効果大
片方の収入減リスクへの備え
共働きでも、以下の理由で収入が減る可能性があります:
- 育休・産休(給付金は出るが減収)
- 時短勤務(給与減)
- 転職・キャリアチェンジ
- 病気・介護
対策:
✓ 緊急予備資金を生活費の6ヶ月分確保
✓ 収入保障保険の検討
✓ スキルアップで収入源を増やす
✓ 副業で収入の柱を複数持つ
【キャリア】お互いのキャリアプランを調整する
夫婦で話し合うべきキャリアのこと


共働きだからこそ、お互いのキャリアビジョンを共有することが重要です。
話し合うべきポイント:
- 5年後、10年後の理想の働き方
- 昇進したい?現状維持?転職したい?
- フルタイム?時短?在宅?
- キャリアの優先順位
- 今はどちらのキャリアを優先するか
- 子どもが生まれたらどうするか
- 状況に応じて柔軟に変える
- 転職・異動のタイミング
- 妊娠前?復職後?
- お互いの転職時期が重ならないように調整
重要: どちらか一方が犠牲になるのではなく、時期によって役割を入れ替える柔軟性が大切です。
キャリアプランの3つのパターン


パターン①:両方バリバリ型
特徴:
- お互いにキャリアアップを目指す
- 世帯収入が最大化
- 家事・育児は外部サービス活用
向いている人:
- 仕事にやりがいを感じている
- サポート体制が整っている
- 経済的余裕がある
パターン②:交代制型
特徴:
- 時期によってどちらかがキャリア優先
- 例:子どもが小さい間は妻が時短、その後は夫が時短
- お互いのキャリアを尊重
向いている人:
- 両方キャリアを諦めたくない
- 柔軟に働き方を変えられる
- 長期的な視点で考えられる
パターン③:一方重心型
特徴:
- 一方がキャリア優先、もう一方が家庭優先
- 役割分担が明確
- 安定した収入と時間の確保
向いている人:
- 家庭を優先したい
- 役割分担が明確な方が良い
- どちらかの収入で十分生活できる
注意: 固定化せず、定期的に見直すことが大切です。
【家庭】家事・育児の分担と働き方
家事分担の現実
共働きでも、女性の家事負担が大きい家庭は多いです。


理想的な分担:
- 収入や労働時間に関わらず、家事・育児は平等に
- 得意・不得意で役割を決める
- 外部サービスを活用する
具体的な方法:
✓ 家事リストを作る
- すべての家事を書き出す
- 頻度・所要時間を明確にする
- 分担を決めて見える化
✓ 家事の効率化
- 食洗機・ロボット掃除機・乾燥機付き洗濯機
- 食材宅配・ミールキット
- 家事代行サービス
✓ 完璧を求めない
- 毎日完璧にこなそうとしない
- 優先順位をつける
- 「やらない家事」を決める
子どもが生まれたら


考えるべきこと:
- 保育園入園のタイミング
- 0歳?1歳?認可?認可外?
- 地域の待機児童状況を確認
- 育休の取り方
- どちらが、いつまで取るか
- 夫婦で交代で取る選択肢も
- 復職後の働き方
- フルタイム?時短?
- リモートワークの可否
- 病児保育などのサポート体制
- 祖父母のサポート
- 近くに住んでいるか
- 協力を得られるか
- 頼りすぎない程度に
ポイント: 理想通りにいかないことも多いので、複数のプランを持つことが重要です。
【実践】ライフプラン設計の5ステップ


ステップ1:現状を整理する
やること:
- 収入・支出・貯蓄額の把握
- お互いのキャリアの現状と満足度
- 家事・育児の分担状況
所要時間: 1-2時間
ステップ2:理想の将来をイメージする
質問に答える:
- 3年後、5年後、10年後どうなっていたい?
- どこに住んでいる?どんな仕事をしている?
- 子どもは?家族構成は?
- どんな生活をしている?
所要時間: 1時間
ステップ3:ライフイベントを書き出す
例:
2025年:第一子出産
2026年:育休復帰
2028年:住宅購入検討
2030年:第二子出産検討
2035年:昇進・転職検討
2045年:子どもの大学進学
2055年:老後生活開始
所要時間: 30分
ステップ4:必要資金を計算する
やること:
- 各ライフイベントの必要資金を調べる
- いつまでにいくら必要か明確にする
- 現在の貯蓄ペースで足りるか確認
所要時間: 1-2時間
ステップ5:アクションプランを作る
具体的な行動:
- 毎月の貯蓄額を決める
- つみたてNISA・iDeCoを始める
- 家事の分担を見直す
- お互いのキャリアプランを共有する
- 定期的に見直す日を決める(年2回など)
所要時間: 30分
定期的な見直しが成功の鍵
ライフプランは一度作って終わりではありません。
見直しのタイミング:
- 半年〜1年に一度の定期的な見直し
- 転職・昇進など大きな変化があったとき
- 妊娠・出産などライフイベントの前後
- 収入や支出が大きく変わったとき
見直しのポイント:
- 理想に近づいているか
- 計画通り貯蓄できているか
- お互いのキャリアに満足しているか
- 家事・育児の分担はうまくいっているか
まとめ:共働きだからこそ、計画的に
共働き夫婦は選択肢が多い分、計画的に進めることで理想の人生を実現できます。


この記事のポイント:
- ライフプラン設計には、お金・キャリア・家庭の3つの視点が必要
- 収入の20-30%を貯蓄・投資に回す
- ライフイベントごとの必要資金を把握する
- お互いのキャリアビジョンを共有し、柔軟に調整する
- 家事・育児は平等に分担し、外部サービスも活用
- 5ステップで具体的なプランを作る
- 定期的な見直しが成功の鍵
今日からできること:
- パートナーとライフプラン設計の時間を作る
- 収入・支出を3ヶ月記録してみる
- 将来のライフイベントを書き出してみる
- お互いのキャリアについて話し合う
焦らず、一歩ずつ。理想の人生を一緒に作っていきましょう。







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