結婚を考え始めたら読むキャリアの話|女性の人生設計を見直す5ステップ

マイさん

「このままの働き方でいいのかな…?」
「将来、後悔しないかな?」
結婚することになってワクワクしてたのに、将来が不安になってきました。

マリキャリ

マイさん、とても自然な気持ちだと思います。
共働きが当たり前になった今、結婚前にキャリアを見つめ直すことは、これからの人生設計にとても大切ですね!

この記事でわかること
結婚とキャリアの両立に悩んだ筆者が、5つのステップで理想のライフプランを描く方法をお伝えします。
パートナーと理想を共有し、納得感のある結婚生活を送りたいあなたに、ぜひ読んでいただきたい内容です。

目次

結婚とキャリアの関連性・重要性

alt="結婚が決まり喜んでいる女性”

結婚は人生の大きな転機です。喜びに満ちた新たな門出である一方、キャリアにおいても重要な岐路となります。
特に女性にとって、結婚後のライフスタイルの変化はキャリアに大きな影響を与えることがあります。
結婚を視野に入れ始めたとき、「結婚後も今の仕事を続けるべきか」「転職を考えるべきタイミングなのか」「共働きを前提としたキャリア設計はどうすべきか」といった迷いが出てくるのではないでしょうか。

厚生労働省の調査によれば、女性の就業率は年々上昇しており、特に20代後半女性の有配偶者労働力率は2013年の56.9%から2023年には80.0%30代前半女性の有配偶者労働力率は2013年の57.9%から2023年には76.5%まで上昇しています。共働き世帯も増加傾向にあり、キャリアと結婚生活の両立は多くの女性にとって現実的な課題となっています。

alt="厚生労働省の調査を参考に女性の有配偶者の労働力率(2013年と2023年)を年代別で比較してまとめたグラフ”
マリキャリ
転職すべきか現職続けるべきか…私もとても悩みました。
私と同じ悩みを持っている方の参考になれば幸いです!

自分自身のキャリア観を明確にする

キャリアの意味を自分なりに定義する重要性

alt="自分のキャリアを明確にしている女性”

結婚前にまず行うべきなのは、自分自身のキャリア観を明確にすることです。「キャリア」という言葉の意味は人それぞれ異なります。あなたにとってキャリアとは何を意味しますか?

  • 経済的な自立の手段
  • 自己実現や成長の場
  • 社会貢献の方法
  • 人間関係の構築と維持
  • 日常生活にリズムをもたらすもの

上記以外にもキャリア観はあるかもしれません。何を重視するかによって、結婚後のキャリア選択も変わってきます。例えば、経済的自立を最も重視するなら収入の安定性や成長性を、自己実現を重視するなら仕事のやりがいや裁量を優先することになると思います。

「キャリア観がわからない」という方向けに、こちらの記事もあわせて参考にしてください。

自己分析ワーク:結婚前に考えるべき5つのステップ

自分のキャリア観を明確にするために、以下5つについて考えてみてください:

  1. 5年後、10年後の理想の働き方は? – フルタイム、時短勤務、フリーランス、起業など、将来の働き方をイメージしてみましょう。
  2. 仕事で最も大切にしたい価値観は? – 安定性、成長性、やりがい、ワークライフバランスなど、優先順位を考えてみましょう。
  3. 家庭と仕事のバランスをどう取りたいか? – 理想の時間配分や役割分担について考えてみましょう。
  4. 子育てについてどう考えているか? – 子どもを持つ予定があるか、育児と仕事の両立をどうしたいかを具体的に考えてみましょう。
  5. 今の仕事は結婚後のライフスタイルと両立できるか? – 勤務時間、通勤時間、職場環境など、現実的な視点で評価してみましょう。

これらの質問に正直に向き合うことで、自分自身のキャリア観が見えてくるのではないでしょうか。

alt="仕事とキャリアを両立して家族と笑顔の女性”

キャリアアドバイザーとしての経験と実体験

キャリアコンサルティングの現場では、結婚前にキャリアを考えた女性と考えなかった女性で、その後の満足度に大きな差が出ることがあります。

実際に私は結婚前にキャリアについて深く考えてはいませんでした。
遠距離恋愛だったので、会社で異動ができるか否かの確認と万が一異動ができなかったときのために転職エージェントと面談して求人をいくつか提案してもらうのみに至りました。
その結果、子どもを考え始める時期になると今まで気にならなかった長時間労働に不安を感じはじめ、このまま今の仕事を続けていて子育てとの両立ができるのだろうか。産休後の復帰は現実的なのだろうかと悩みました。

また、転職相談を受ける方の中にも、旦那様の転勤が急に決まってしまい慌てて転職活動を始めた方、時短勤務ができなくなり子どものお迎えに間に合わないためやむ負えず仕事をやめなければいけなくなったなど、家庭とキャリアの両立に悩む方が多くご相談にいらっしゃいます。

キャリアと結婚生活の両立のために、前もって検討しておくことの大切さは伝わりましたか。
少しでも今後を考えるきっかけになっていただけたらと思います。

パートナーとのキャリア観のすり合わせ

結婚前に話し合うべきキャリアに関する重要トピック

alt="結婚前に話し合う夫婦”

パートナーとのキャリア観のすり合わせは、結婚生活の土台となる重要な作業です。具体的に話し合うべきトピックには以下のようなものがあります:

  1. お互いの仕事の重要性と優先順位
  2. 共働きに対する考え方
  3. 将来的な転職や異動の可能性
  4. 収入の管理方法(共同口座か別々か)
  5. 家事・育児の分担
  6. どちらかのキャリアが優先される状況(転勤など)への対応

これらについて早い段階で話し合い、お互いの考えを理解しておくことが大切です。

価値観の不一致に気づいた場合の対処法

キャリア観の違いに気づいた場合は、以下のステップで対応しましょう:

  1. 違いを明確にする – お互いの価値観や優先事項を具体的に言語化します。
  2. 背景を理解する – なぜそのような考えを持つのか、家庭環境や過去の経験などの背景を共有します。
  3. 共通点を見つける – 完全に一致しなくても、共通する価値観や目標を見つけることが大切です。
  4. 妥協点を探る – どこまでなら譲れるのか、どこは譲れないのかを明確にします。
  5. 定期的に見直す – 一度の会話で全てが解決するわけではないので、定期的に話し合う機会を設けましょう。

結婚式場で見た「キャリア観の違い」によるカップルの対立と解決策

ウェディングプランナーの友人から聞いた話では、結婚準備の過程でキャリア観の違いが表面化するカップルは少なくないそうです。
例えば、キャリア優先 vs 家庭優先の考え方の不一致による対立。

片方のパートナーがキャリアを最優先にして昇進や海外赴任を目指している一方、もう一方は家庭や子育てに専念し、安定した生活を求めているといったキャリア観の違いが生じます。
キャリア志向のパートナーは、挑戦的な仕事に情熱を注ぎたいと考え、仕事中心の生活を望む。家庭志向のパートナーは、パートナーと一緒に過ごす時間を重視し、頻繁な転勤や長時間労働に不安を感じてしまいます。

話し合いの結果、リモートワークやフレックスタイムなどを有効に使い、仕事と家庭とのバランスをとることで合意しました。このように、お互いのキャリア観を尊重し合う姿勢が大切です。

キャリア観の不一致を発見した場合の建設的な話し合い方

alt="キャリア観について話し合う夫婦”

建設的な話し合いのためのポイントは以下の通りです:

  1. 「私は」で始まる言葉で自分の気持ちを伝える – 「あなたは~すべき」という言い方は避けましょう。
  2. 具体的な例を挙げる – 抽象的な議論ではなく、具体的なシチュエーションで考えると理解しやすくなります。
  3. 将来の複数のシナリオを一緒に描く – 「もしこうなったら」という仮定の話をしてみましょう。
  4. 専門家の意見を参考にする – 必要に応じてキャリアカウンセラーやファイナンシャルプランナーなど専門家の助けを借りることも検討しましょう。
  5. 折り合いをつける姿勢を持つ – 完璧な一致を求めるのではなく、お互いが納得できる着地点を探しましょう。

ライフステージ別キャリア戦略

結婚直後のキャリア戦略(新婚期:1-2年)

結婚直後の1-2年は、新しい生活リズムに慣れる期間です。この時期のキャリア戦略としては:

現在の仕事の安定化 – いきなり大きな変化を起こすよりも、まずは新婚生活と現在の仕事の両立に慣れることが大切です。
・スキルアップの継続 – 将来のキャリアチェンジに備えて、資格取得や自己啓発を続けましょう。
・家事分担の確立 – 共働きを円滑に進めるための家事分担ルールを作り、実践しましょう。
・財務計画の策定 – 共同の貯蓄目標や投資計画を立て、将来のライフイベントに備えましょう。

この時期に無理なキャリアチェンジをするよりも、新しい生活基盤を固めながら将来を見据えた準備をすることが大切です。もちろん新生活で比較的気持ちに余裕がある場合は転職を検討することも1つの選択肢としてよいと思います。

alt="夫婦笑顔で準備をしている図”

家族計画を考慮したキャリア戦略(中期:3-5年)

結婚後3-5年は、多くのカップルが子どもについて考え始める時期です。この時期のキャリア戦略としては:

育児と両立しやすい職場環境の確認 – 現在の職場の育児支援制度や柔軟な働き方の可能性を調査しましょう。
・キャリアの棚卸し – これまでの経験やスキルを整理し、育児との両立を視野に入れたキャリアの方向性を考えましょう。
・ネットワーキングの強化 – 同じ境遇の先輩ママや両立している同僚とのつながりを作り、情報交換しましょう。
・キャリアチェンジの検討 – 必要に応じて、育児と両立しやすい職種や働き方への転換を検討しましょう。

子どもを持つ計画がある場合は、産休・育休の取得や復帰後の働き方について検討することも大切です。

alt="子育てしながら仕事をする女性”

長期的なキャリア戦略(長期:5年以上)

5年以上先を見据えたキャリア戦略としては:

キャリアの再構築 – 子育てが一段落した後のキャリア再構築について考えましょう。
・専門性の深化 – 年齢を重ねても価値を発揮できる専門性を身につけることを検討しましょう。
・副業やパラレルキャリアの検討 – 本業以外の収入源や活動を持つことで、リスク分散とやりがいの創出ができます。
・リタイアメントプランとの連動 – 最終的なキャリアゴールと老後の計画を連動させて考えましょう。

厚生労働省の調査によれば、女性の平均的な就業年数は伸びており、60代まで働く女性も増加しています。長期的な視点でキャリアを構築することの重要性が高まっています。

結婚前に検討すべき具体的なキャリア選択肢

現職でのキャリア継続

現在の職場でキャリアを継続するメリットとデメリットを検討しましょう:

メリット:

  • 実績や人間関係がすでに構築されている
  • 業務内容や会社の文化に慣れている
  • キャリアの連続性が保たれる

デメリット:

  • 転勤や長時間労働など、結婚生活と両立しにくい環境かもしれない
  • 育児支援制度が不十分かもしれない
  • キャリアアップの機会が限られている可能性がある

現職を継続する場合は、結婚後のライフスタイルとの両立について上司と相談し、必要に応じて働き方の調整を検討しましょう。

転職の検討

結婚前の転職は、新しい生活に合わせたキャリアリセットの好機でもあります:

alt="就業先の仲間と笑顔の女性”

検討ポイント:

・ワークライフバランスの良い企業を選ぶ
・時差出勤や時短勤務などの柔軟な働き方が可能か
・育児支援制度が充実しているか
・転勤の可能性はどうか
・キャリア成長の機会は十分にあるか

転職を検討する際は、結婚後のライフスタイルを見据えた企業選びが重要です。単に給与やポジションだけでなく、働き方の柔軟性や社風、育児との両立のしやすさなども重視しましょう。企業の口コミサイトや先輩社員の体験談なども参考になります。働き方改革を行っているケースもあるので比較的直近の口コミを参考にすることをお勧めします。

柔軟な働き方の模索

alt="柔軟な働き方をしている女性”

従来の正社員としての働き方だけでなく、様々な働き方の選択肢も検討してみましょう:

検討すべき働き方の例:

・フリーランス・個人事業主
・副業・複業
・時短勤務やフレックスタイム
・リモートワーク前提の職種
・産休・育休後に復帰しやすい職場環境

特に専門性の高い職種では、フリーランスとして独立したり、複数の企業と契約を結ぶ働き方をされている方もいらっしゃいます。また、デジタルスキルを磨くことで、場所を選ばない働き方の選択肢が広がります。

ただ、テレワークに関しては、コミュニケーション不足による生産性の低下や本来の働き方ではないと考える企業、人事評価の難しさなどの理由から近年減少傾向にあります。
柔軟な働き方には限度があるかもしれませんが、自身がキャリアを通して何を実現したいのか軸をしっかり定めることにより、優先事項と妥協点を明確にすることができ、自分の理想に近づくことができるはずです。

結婚前に考えるべきキャリアプラン:自分らしい働き方を実現するための完全ガイド

結婚とキャリアは人生の二大イベントであり、特に女性にとって結婚後のライフスタイル変化はキャリアに大きな影響を与えます。厚生労働省の調査によれば、30代女性の就業率は2010年の68.6%から2023年には78.5%まで上昇し、共働き世帯も増加傾向にあります。

alt="結婚とキャリアを自分らしく両立している女性”

本記事では、結婚前に考えておくべきキャリアの方向性について、自己分析から始まり、パートナーとの価値観のすり合わせ、ライフステージ別のキャリア戦略、そして具体的な選択肢までを解説しました。

自分自身のキャリア観を明確にし、パートナーと建設的な対話を重ねることで、結婚後も自分らしい働き方を実現できます。現職継続、転職、柔軟な働き方の模索など、あなたに合った選択肢を検討し、ライフイベントに備えたキャリアプランを立てることが、長期的な幸福につながります。

理想のキャリアと結婚生活の両立は決して簡単ではありませんが、前もって準備することで、より満足度の高い人生を築くことができるでしょう。

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